


普段から発作のない状態を維持するためには、症状のあるなしにかかわらず、毎日、コントローラー長期管理薬を吸入することが大切です。
毎日吸入することで発作や症状が徐々に治まってくるため、服用を中止したりする人も見受けられますが、勝手に中止したために喘息が悪化し、重症になるケースもあります。決して自分の判断で中断せず、主治医に相談しましょう。

喘息を上手にコントロールするには、日ごろの生活管理がとても大切です。生活管理にも気をつければ、喘息症状は減り、発作や入院の心配から解放されます。経済的な負担も少なくて済み、自由な毎日が過ごせます。





喘息で命を落とすことはない、と思っている方が少なくないようです。しかし、統計によると、日本では1年間に2,139人が、喘息で亡くなっています。また、喘息治療が進歩したにもかかわらず、いまだに喘息死がなくなることがありません。この背景には、喘息患者数の増加と、正しい喘息治療が十分に行われていないことが考えられます。


喘息で亡くなる患者さんは、必ずしも重症の患者さんとは限りません。喘息死した患者さんの死亡前の重症度をみると、軽症であっても死に至ることがあります。また中等症でも重症とあまり変わらない死亡者数となっています。
