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季節ごとの注意点

ぜんそくのお子さんが日々生活をする中で、発作を起こしにくくするために気をつけるべきことは季節ごとに違います。毎月気をつけることを、小児ぜんそくの専門の先生が入れ替わりで教えてくれますので、お子さんのぜんそく症状の改善のためにも毎月チェックをしましょう。

  • 4.5月
  • 6月
  • 7月
  • 8月
  • 9月
  • 10月
  • 11月
  • 12月
  • 1月
  • 2月
  • 3月

4.5月

4.5月 さあ、新学期スタート!

学校生活が大きく変わる時期、お子さんと一緒にぜんそくを理解して、きちんと治療しましょう。 熱田小児科クリニック 副院長 熱田 純 先生
4月は入園、入学や進級により担任の先生やクラスメイトが変更になるなど環境が大きく変わる時期です。子どもたちにも少なからずストレスがかかり、ぜんそくの症状が出やすくなります。
学校は、子どもが1日の中でも長い時間を過ごす場所です。
学校に配慮を求ることももちろん大切ですが、お子さんがぜんそく治療について理解することが、“元気な学校生活”を送る第一歩です。ぜんそくがあったとしても、きちんと治療をしていれば、ぜんそくのない子どもと同じように、色々なことができます。
普段からぜんそくのこと、気をつけるべきことなどについて、お子さんとしっかり話し合う機会を持つようにしましょう。

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6月

6月 雨の日もげんきに登校!

6月はぜんそくの原因となるカビやダニが増える時期です。ぜんそくの原因をしっかりと取り除き、体調管理をしてあげましょう。 天正堂クリニック 院長/東京女子医科大学病院 小児科 非常勤講師 村杉 寛子先生
6月は雨が多く、湿度が高くなるので、ぜんそくの症状が出る原因となるカビやダニが増加します。そのため、こまめに掃除機をかける、天気の良い日には窓をあけて部屋の換気をする、布団を干すなど、ぜんそくの原因となるアレルゲンをできるかぎり取り除くことが大切です。
また、天気の変わりやすいこの季節は、体調を崩しやすくなります。
天気が悪くなって体調が崩れるとぜんそく症状が出やすくなるので、お薬を忘れないようにするなどの準備がきちんとできるように、普段から天気予報にも気をつけましょう。
ぜんそくがあったとしても、きちんと治療をしていれば、ぜんそくのない子と同じことをすることができます。普段からぜんそくのこと、気をつけるべきことなどについて、お子さんとしっかり話し合う機会を持つようにしましょう。

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7月

7月 お薬は毎日きちんとネ!

ぜんそくは、症状がないときでも、気道(空気の通り道)に炎症(火事のような状態)が残っています。炎症をおさめるために、しっかりとお薬を続けることが大切です。 慈愛会 今村病院 小児科 主任部長 今村 直人先生
ぜんそくは、症状がないときでも気道に炎症が残っています。この炎症がおさまらないと、発作を繰り返して気道がダメージを受けてしまいます。
発作がまったく出ず、無症状の状態が続くほど、気道の状態はよくなっていきます。そのため、今症状が出ていなくても、気道の炎症をとるためのお薬を毎日続け、ぜんそく症状が出ないようにすることが大切です。
お薬を服薬することを生活パターンの中に組み入れてしまうと良いですね。
歯磨きの時間に合わせるなど、日常生活の中で習慣づける工夫をしてください。
ぜんそくがあったとしても、きちんと治療をしていれば、普段通りの生活をおくることができます。日ごろからぜんそくのことについて、気をつけるべきことをお子さんとしっかり話し合う機会を持つようにしましょう。

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8月

8月 海や山で、たのしきすごそう!

旅行中の注意点をかかりつけ医に事前に相談して、楽しい夏休みの思い出をつくってあげましょう。 けら小児科・アレルギー科 院長 森澤 豊先生
夏休みに海やキャンプなどに出かけることは、お子さんにとって大切な思い出のひとつとなるので、積極的に参加させてあげたいものです。そのためには日ごろからぜんそくをしっかりコントロールしておくことが大切です。
ぜんそくで空気の通り道(気道)に炎症があると、出かけた先で思わぬ発作を起こすこともあります。旅先の環境の変化、花火やキャンプファイヤーの煙、砂ぼこりなどに注意が必要です。お子さんの様子の変化に気を配りながら、工夫して楽しみましょう。神経質になりすぎず、保護者の皆さんもお子さんと一緒に楽しむことも大切です。
また、旅行中の注意事項については、かかりつけ医に事前に相談するようにしましょう。そして、その内容をお子さん自身にも、ぜひ伝えてください。
ぜんそくがあったとしても、きちんと治療をしていれば、ぜんそくのない子と同じことをすることができます。普段からぜんそくのこと、気をつけるべきことなどについて、お子さんとしっかり話し合う機会を持つようにしましょう。

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9月

9月 台風でも大丈夫だよ!

9月は台風の季節でもあり、天気の変化が大きく、ぜんそく症状が出やすい時期です。特に、台風が来る前や雨の時にはぜんそくが悪くなることもあるので、薬を忘れずにのんだり、吸入したりして、しっかり備えておくことが大切です。 守山市民病院 副院長/小児科長 野々村 和男先生
9月は台風が来たり、高気圧や低気圧が交互に通過しやすく、天気がめまぐるしく変化します。そのため、夏の間はぜんそく症状がなくても、お子さんの体が気圧や気温の変化についていけず、ぜんそく症状が出やすい時期でもあります。
ぜんそく症状を出さないためには、ぜんそくのお薬をしっかり続けていくことと、ぜんそくの元になるホコリやダニなどのアレルゲンをできる限り取り除くことが大切です。ぜんそくをしっかりコントロールすることで、ぜんそくを気にせずに運動ができるようになり、丈夫な体に成長することができます。
ぜんそくがあったとしても、きちんと治療をしていれば、ぜんそくのないお子さんと同じことをすることができます。普段からぜんそくのこと、気をつけるべきことなどについて、お子さんとしっかり話し合う機会を持つようにしましょう。

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10月

10月 秋は思いきり運動!

10月は気候も良く、スポーツをするには大変良い季節です。活発に動きまわるのが子どもの特性。即ち運動はお子さんの日常生活の重要な要素です。まずは普段から処方されたお薬をしっかりと使用して、ぜんそくを上手にコントロールすることが大切です。 KKR札幌医療センター 副院長・小児センター長  高橋 豊先生
本来は運動をしても発作が起きないようにすることが最良の方法です。
気候や体調にもよりますが、ぜんそくのお子さんが運動をすると、発作がでることがあります。まずはお薬をしっかりと使用してぜんそくをコントロールし、運動するときには、準備体操をしっかする、途中で休憩をとるなど、運動しても発作が起こらない工夫をしましょう。
また、運動する前にお薬の内服や吸入をしたほうが良い場合もあります。
運動をして苦しくなったときにどうしたらよいかも含め、医師に相談しておくことも大切です。
ぜんそくがあったとしても、きちんと治療をしていれば、ぜんそくのない子と同じことをすることができます。普段からぜんそくのこと、気をつけるべきことなどについて、お子さんとしっかり話し合う機会を持つようにしましょう。

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11月

11月 苦しくなってもあわてない!

発作が起きたときに落ち着いて対応できるよう、苦しくなったらどのお薬をつかったらよいか、お薬の正しい使い方、受診のタイミングなど、ふだんからしっかりと医師に相談しておきましょう。 まつだ小児科 院長  松田 隆先生
ぜんそく治療において、発作が起きないよう、お薬をしっかりと使用してぜんそくを良好にコントロールしておくことが大切です。発作が起きても慌てないように、対応を事前に決めておくことも必要です。
学校にいる間など、お子さんがご家庭から離れているときに発作が起きたらどうしたらよいかお子さんに伝え、学校の先生にもお子さんがぜんそくを持っていることを伝えておくなどの準備をしておけば、発作が起きたときも落ち着いて対応することができます。また、発作がったことをかかりつけ医に伝え、次の発作が起こらないようにしておくことも大切です。
ぜんそくでも、きちんと治療をしていれば、ぜんそくのないお子さんと同じことができます。普段からぜんそくのこと、気をつけるべきことをお子さんとしっかり話し合う機会を持つようにしましょう。

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12月

12月 かぜの予防はしっかりネ!

風邪やインフルエンザなどはぜんそく発作を引き起こしたり、症状を悪くする原因になります。手洗い・うがいを徹底するなど毎日の管理をしっかりと行いましょう。また、風邪をひいてしまったときどのようにしたらよいか、医師に相談しておくようにしましょう。 やまだ小児科クリニック 院長 山田 節先生
風邪やインフルエンザなどは、ぜんそくの発作を引き起こしたり、症状を悪くする原因になります。お子さんだけでなく、保護者の方も、普段から手洗い・うがいを行うことを習慣づけ、予防対策をしっかり行いましょう。また、栄養バランスのとれた食事をとる、充分な睡眠をとるなど、規則正しい生活を送り、体調管理に努めましょう。
喘息治療薬を使用している場合は、市販薬を同時にのまない方が良いものもあります。「風邪をひいたけれど病院に行くほどではない」と考えて、お子さんに市販薬をのませたりせずに、なるべくかかりつけのお医者さんを受診するようにしましょう。また、風邪をひいたときに発作が出たらどのようにしたらよいか、あらかじめ医師に相談しておくことも大切です。
ぜんそくがあったとしても、きちんと治療をしていれば、ぜんそくのない子と同じことをすることができます。普段からぜんそくのこと、気をつけるべきことなどについて、お子さんとしっかり話し合う機会を持つようにしましょう。

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1月

1月 きちんと吸入をして楽しい冬休み

1月は目標を立てるのによい時期です。ぜんそく治療の目標や気をつけることを改めて主治医やお子さんと話し合い、積極的に治療に取り組んでいきましょう。 おばた小児クリニック 院長 小幡俊彦先生
ぜんそく治療において大切なことは、『症状をしっかりとコントロールすること』です。処方されたお薬をしっかりと続ける、発作の原因になるものが何かを知っておく、学校で注意することを知っておくなどをお子さんと保護者の方が話し合うことで、一緒に治療に取り組む気持ちを強めながら治療の目標を共有しましょう。また、お子さんとの話し合いを通して、お子さん自身ができることを増やしてあげることは、自分で症状をコントロールできているとお子さんが感じることで、自発的に治療に取り組むきかっけになります。
ぜんそくがあったとしても、きちんと治療をしていれば、ぜんそくのないこどもたちと同じことをすることができます。普段からぜんそくのこと、気をつけるべきことなどについて、お子さんとしっかり話し合う機会を持つようにしましょう。

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2月

2月 寒くても元気いっぱい!

2 月は1年のうちで一番寒い時期です。ぜんそくを上手にコントロールして、寒い冬を乗り切りましょう。 医療法人社団 嗣業の会 外房こどもクリニック 院長 黒木 春郎先生
寒い冬の冷たい空気はぜんそく発作の原因になります。ぜんそくのお子さんの気道(空気の通り道)は、症状がないときでも炎症(腫れている状態)があるため、寒いときの冷たい外気が刺激になるからです。寒い日に外に出るときは、マスクをする等、刺激を避ける工夫をしましょう。
また、寒い季節は家の中と外の温度差が激しいため、体調を崩しやすくなります。服装に気を配り、室内を適度な温度・湿度に保つ等の配慮を忘れないようにしましょう。
ぜんそくがあったとしても、きちんと治療をしていれば、ぜんそくのない子と同じことをすることができます。普段からぜんそくのこと、気をつけるべきことなどについて、お子さんとしっかり話し合う機会を持つようにしましょう。

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