初期治療をしっかりすることは、上手なぜんそくコントロールにつながります。
ぜんそくが上手にコントロールできると、だいたい1カ月程度で夜間の症状が減り、よく眠れるようになります。その後も継続的に治療をつづけると、肺の状態がよくなってきて、発作止めのお薬をつかわなくても良くなり、ぜんそくを気にせず運動することができるようになります。更に継続的に治療をつづけると、風邪をひいたときや季節の変わり目など、症状が出やすい時期にも発作が出にくくなり、1年を通じてげんきに過ごすことができるようになるでしょう。
ぜんそく治療では継続的に治療を行うことが大切です。目標を設定しながら、ぜんそくを上手にコントロールしましょう。

ぜんそくのお子さんの気道では、ぜんそくの症状がなくても炎症は続いていますので、主治医の指示通りに毎日規則正しく吸入を継続することが大切です。症状がないからといって自己判断で薬を止めてしまったり、量を減らしてしまうと、炎症が悪化して発作が出やすい状態に戻ってしまいますので、吸入を忘れないように習慣づけることが大切です。
- ◎忘れずに吸入を続けるためのヒント
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- ・歯磨きの前後など、生活のリズムに合わせて吸入の時間を決めておく。
- ・常に枕元に薬を置いておく。
- ・「吸入お知らせメール」を利用する。登録すると、1日1回30日間、携帯電話にぜんそく情報が記載されたメールが配信されるサービスです。
http://zensoku.jp/library/info_mail/index.html
ぜんそくがコントロールされて、症状がまったくない状態が数ヵ月間続けば、薬の量を徐々に減らすことが可能です。薬の中止や減量については主治医とよく相談し、その指示に従ってください。

こちらはコントロールレベルからみた治療の考え方を具体的な症状を入れて表したイラストです。
小児気管支ぜんそくの治療目標には、「発作が出たときに使うお薬(SABA)の使用頻度の減少」、「昼夜を通じて症状がない」、「学校を欠席しない」などが挙げられています。
ぜんそくのあるお子さんの気道には、見かけ上症状がなくなった場合でも、炎症が残っています。気道に炎症が残っていると運動時や風邪をひいた場合にぜんそく症状が現れてしまいます。そのため、「症状が少ない時」、「症状が無い時」も、主治医の指示があるまでは治療を継続していくことが必要です。
この治療継続の必要性について、お子さんにお話するときは、「治療の考え方」を、「天気」に例えてお話してあげると良いでしょう。 小雨状況の時(症状が少ない時)は、傘をささなくても歩けますが、いつ大雨になるかわからないので、傘をさしましよう。(ちゃんと治療を続けましょう)、また、お天気になっても(症状がなくても)、晴れる日ばかりではないので、傘はもって行きましょう。(治療継続を検討しましょう)という具合です。




























