
ステロイド薬と聞いただけで不安を感じる方がいますが、医師の指示どおりに規則正しく使用すれば、炎症を抑える力を十分発揮する薬です。とくにICS(吸入ステロイド薬)は、気道だけに作用するので、副作用が少ない薬です。
もともと「ステロイド」は体内でつくられるホルモンで、男性ホルモン、女性ホルモン、副腎皮質ホルモンなどはステロイドホルモンの一種です。
「ステロイド薬」は、副腎皮質ホルモンの中の「糖質コルチコイド」を元につくられています。糖質コルチコイドは、炎症を抑えたり、免疫作用/アレルギー反応を抑える作用があり、様々な病気の治療薬として使われています。
スポーツ選手によるドーピングで話題になった「ステロイド」は、筋肉増強剤(「男性ホルモン」もしくはその類似物質)を指しています。ぜんそく治療で使用するICS(吸入ステロイド薬)はオリンピック選手も使用してよい薬です。
- ※スポーツ選手にはアンチ・ドーピング規則があり、特定の薬剤を使用する際は、事前に書類による申請と許可が必要です。
- ●アンチ・ドーピング規程に関しては、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)のホームページをご参照ください。
- ●申請手続きに関しては、「治療目的使用の適用措置に関する国際基準(TUE)」が設けられています 。詳しくは日本アンチ・ドーピング機構(JADA)のホームページをご参照ください。
多種多様な情報が流されている今日ですが、間違ったステロイドのイメージにまどわされず、正しい情報を持つことが大切です。
ステロイド薬の正しい情報得るためには、医師からよく説明を受けてください。また、使用にあたっては、必ず医師の指示に従うようにしましょう。




























