

吸入薬は、のみ薬/注射薬と異なり気管支に直接届くため、ごく少ない量(吸入ステロイド薬では、経口ステロイド薬の1/100~1/1000の用量)で効果を得るように作られています。また、全身に吸収される量が少ないため、副作用も少ないと考えられています。

副作用については、個人差や性差により異なりますので、担当医師に相談してください。



喘息は、高血圧や糖尿病などと同じ慢性の病気です。したがって、喘息治療も長く続けることが基本です。
しかし、薬によって喘息を上手にコントロールすることができれば、気道の状態を観察しながら、主治医の先生の判断によって、お薬の量を減らしていくことも可能です。

ICS(吸入ステロイド薬)には、微粉末の薬剤を専用吸入器で吸うドライパウダー吸入薬と薬液を噴霧器で霧状にして吸入するエアゾール吸入薬の2つのタイプがあります。
エアゾール吸入薬がうまく使えない場合は、薬剤の噴霧と吸入のタイミングを合わせる必要のない吸入補助器具を付ける方法もあります。
毎日吸入させるのはむずかしいと思われがちですが、実際には簡単な操作で吸入できます。また、朝晩はみがきをするように習慣にしてしまえば、無理なく続けることができます。